38パドル~鋸南③ではイカが? 

のっち  

2010年06月09日 00:02

前回のタンデム釣行で、一時は118番コールをしそうになったのっち

危うく漂流の一歩手前、変な汗だくになりながら怖い思いをして何とか帰還に成功。 (怖)
改めて自然の力を思い知り、初心に帰って安全について考える日々でした・・・。

そんな時、いつもお世話になっているFUNさんのブログを覗くと・・・
『 カヤックフィッシングの危険認識。 』と言う記事が
(海難事故が記載してあるので、KFアングラーは勿論カヤックに興味のある方も必見です。)

世間では「カヤックフィッシングは安全」と言う話もありますが、海に出る以上どんなマリンスポーツにおいても=安全ではありません。
カヤックフィッシングは釣り&カヤックの複合技になります。 
1度に2つのマリンスポーツをするわけですから、「常に危険と隣り合わせな遊び」と再認識しなければいけない・・・かと。

万が一のトラブルに遭遇した時の対処法を考えておくのは勿論なんですが、漕ぎ出す前には「海や風」に対しての知識や自分の「レベル」を十分に把握してなければなりません。

それらを踏まえたうえで釣行計画を立て、危険予知しながら大海原へと漕ぎ出しました・・・。


2010年6月7日・・・

場所は久々となる鋸南町の③ポイント。 風は微風~後にオフショア5mとなる予報。

いつもの合言葉、『 今日も安全に 』1人で唱和し、いざ出撃~!!


本日のテーマ
 ①上げ潮のタイミングで入って来るであろうヤツをタイラバで狙う。
 ②最近夢中なテップランエギングでのポイント開拓。
 ③テンヤ・サビキなどの餌も楽しんじゃう ♪


漕ぎ出しは無風&面ツルのグッドコンディション。 (嬉)


前回、悲惨な思いをしたトラウマを吹っ切る為に、海の神様に手を合わせ漕ぎ進みます。

水温は22度も いつの間にか南房総よりも夏の気配が。


深場へと近づくと、あちこちに潮目が入り乱れてる
・・・様に見えた。
この潮目モドキの正体は水面をモジっている大量のイワシ達で、モドキの中に進入すると上から下までびっしり
かなりの水深がある場所なのに、魚探が水深を測れない状態で機能しない。 (汗)
サビキ落とせばクーラー満タンだろうけど、グッとこらえてボトムが判断可能なエリアへ移動。

・・・ようやく潮目モドキから抜け出し、ボトムの微妙な変化を発見
狙いは赤いヤツ。 ドキドキしながら鯛ラバの着底を待つ・・・トンっと着底。
すかさずリーリングに移ると・・・ココッ
1発でアワセも決まりファイト~と思いきや、プルプル程度しか引かない

ゴミかと思ったが魚だった赤ちゃんヒラメ。 なので・・・


のっち   『 お父さん連れてきて・・・ 』 とリリース。 (やってみたかった)

・・・・・。 で、お父さんは

そんな上手い事いかないらしく、のんびりと赤いヤツを待ち続けていました。
すると・・・クグンッ

本命じゃないけど、嬉しいアマダイをGet~


ようやく出会えた魚にテンションも上がり気合が入った。
一定の速度でリーリングする鯛ラバを追いかけて来るヤツをイメージし、指先に伝わる抵抗の変化に集中する。

・・・底潮の変化するゾーンから鯛ラバが抜けた途端にコ・コ・ココッ・・・グゥ~ン
凄まじいファーストダッシュに焦りながらも追い合わせをブチ込む。
じわじわ距離を縮めながらも、途中何度か走られる。 (汗)

・・・ようやく浮いてきた魚体は明らかに赤く見える

ところが・・・何だか凄いのキタ~~~!!!


どど~んって、お・重い。 (汗)   イラ 48cm 


プルプルなデコが張り出していてカラフルなヒレ。 一瞬アマダイの大ボスかと思った。 (汗)

帰宅後、イラについてちょっと調べてみました。
・硬骨魚類条鰭亜綱新鰭区刺鰭上目スズキ系スズキ目スズキ目ベラ亜目ベラ科イラ属
・分布・・・南日本。朝鮮半島南部、台湾、東シナ海、南シナ海。岩礁域にすむ
・食べ方・・・刺身(昆布締め、カルパッチョ)/鍋(煮つけ)/焼きもの(干物)/ポワレ他
・大型のものは非常に美味で、頭部などの塩焼きはとても旨いらしい。


ここで撤収予定時間を逆算すると、タイムリミットはあと2時間。
まだ鯛ラバしかやってなかったので、次はテンヤでチャレンジしてみた。 すると・・・

でっかいエソ。 やっぱり・・・(泣)


何度やってもエソの猛攻から脱出不可能だった為、ディープエギングにシフト。
このポイントでエギを沈めるのは初めてだったが、最近のイカ釣行で身につけた第6感を頼りにイカが回遊しそうな潮目とカケ上ガリを選ぶ。
そして、そのカケ上ガリからなだらかになった砂地が勝負場所

水深は25m前後でベイト反応は無いが・・・プンッと戻ったティップ

狙い通りに出会えた1パイ目は800g程。 がっちり横抱きで元気なオス。



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