2015年02月16日
C-Tug カヤックカート改 (ソリッド↔バルーン)
今回の記事は「もっと快適にカヤックを運搬できれば」という欲求から、トライ&エラーの末に完成させた「のっち的に改造」したカートのネタになります。途中、トラブルもあったので計画してたプランを修正した為に長文ですが、「改造してみたかった方」や「マネしてみたくなった方」がいれば少しでも参考になれば・・・と思い、その過程を全て書く事にしました。
以前、「理想のカヤックカート。」という記事で紹介したC-Tugのカヤックカート。
そのままでも十分すぎるホド・・・にカヤックの運搬や使い勝手は良かったのです。
が、フカフカの砂浜を長距離引っ張ると・・・
ソリッドタイヤが巻き上げる砂がタイヤの軸に喰い込み転がり抵抗が増えたり、そのまま引っ張り続けると転がりにくくなったタイヤは余計に砂にメリ込み体力を奪われる事も
▼あったので・・・バルーンタイヤを購入し、改造しようと考えました。
イメージ通りに改造作業が進めば・・・
「ソリッドタイヤ↔バルーンタイヤ」を「路面の状況によって使い分けれる仕様」・・・にです。
~パターン1~
で、カートの軸の部分を加工し、ジャストサイズなパイプをドッキングさせれば成功なんですが、問題はカート側に残す予定な金属軸径とその内部構造が分からない事
▼もうバルーン買っちゃったし・・・大丈夫、『ワタシ失敗しないので!』
糸ノコで黒い樹脂部を金属部までカットすれば、緑のピン側にスポッっと抜けるハズ・・・
▼がしかし、金属内部は全て樹脂でピン側まで繋がってた為に力任せでネジ切ります
▼コレでもう後戻りできない状況、埋め込まれてた金属のパイプ径は15~16ミリ。
運良く想像してたパイプ径だったので、この軸に合う別径のパイプを2種調達すればOK。
だったんですが、必要とするパイプがドコのホームセンターにも売ってない事が発覚
▼ピ・・・ピンチな時はプロショップに相談、ジャストなパイプを取り寄せてもらいました!
厚さ2ミリ、外径20ミリ・・・なので内径は16ミリ。
必要十分な強度の厚みにした事で、そのままカート側に残った金属軸にこのパイプを被せるとバルーンタイヤの軸受け内径にピッタリなジャストサイズで・・・更にこの20ミリ径のパイプにもう1サイズ径の太いパイプを被せると・・・ソリッドタイヤともドンピシャなんです。
計画してた径のパイプがホムセンに売ってないのは誤算でしたが
▼材料が揃ったので、そのままプロショップでサクッっと加工もお願いしちゃいましたw
のっちは専門的な工具を持ってないので、作業時間短縮となり・・・
▼帰宅して作業続行、後はパイプを被せてからカート側のパイプとネジ止めすれば・・・
▼反対側も同じ要領で・・・
▼パイプ内の樹脂をネジ切ったつもりが・・・パイプごと抜けてしまいました。 (滝汗)
ピ・ピ・ピ~ンチ・・・想定外の大誤算、『ワタシ失敗してしまいました・・・。』
最初に作業した片側は短くピン寄りの樹脂部をカットし、ピン側の先端付近に力を込めてネジ切りに成功ました。逆側は2度目の作業という事もあり早く作業を進めようとして・・・
横着して一気に樹脂部をカットし、ピン側から離れた部分に力を入れ引き抜いた事により失敗してしまったんだと思います。マネする場合は自己責任で慎重に作業して下さい。
この作業がウマくいってれば・・・
このカート本来のバラバラにできる機能のまま、2種のタイヤを使い分けれる予定でした。
~パターン2~
が、もしもの失敗した場合にも備えてたので・・・
20ミリパイプは2本買ってあり、残りの材料で第2プランの作業へとシフトしました!
(この段階では完成後のカートはバラバラにする事ができないプランですが仕方なく・・・。)
▼パイプは長い1本モノにして、パイプごと直接カート本体にボルトオン作戦。
の、イメージをしてた途中で気になりだした事があり・・・
『最初のプランでもそうだが、パイプに砂ガミしたらやっぱ転がり抵抗重くなるよなぁ?』
そこで追加プラン発動!
もし、タイヤとパイプが固着しちゃってもパイプごと回転できちゃう仕様に・・・と。
フリーで回転できる部分を2重構造にする事で、砂が噛まなければより軽く・・・
砂が噛んでももう1つのフリーで増負荷から逃げれる構造に計画変更しました。
追加材料は20ミリパイプが収まる内径で濃紺色の塩ビパイプ(耐衝撃性に優れるHIVP)と、正式名称が分かわからないΩ型の金具、取り付けるビス・ナット・ワッシャー類。
▼Ω型=サドルバンド? コレはペーパーして塗装しておきます。
▼塩ビパイプはコンナ取り付け方で・・・ボルト・ナットでサンドイッチ。
▼左右均等に、塩ビとカート本体との間には滑り止めシートを挟み込みました。
コレで完成!
にしようかとも思ったのですが・・・
▼このバルーンタイヤ、ホイールの内部で接続されてて段差があるんです
バリだけなら使ってるウチに削れちゃうんだろうケド・・・
ホイールの製品(組み付け)誤差のせいで、ジャストサイズなパイプだと挿入時にストレスがあり、砂ガミとかしちゃったら現場で取り付けるのメンドそうだなぁ
▼って事で、19ミリのステンパイプに変更しました!
ホイール内径↔ステンパイプ外径間に1ミリ、ステンパイプ↔塩ビパイプ内径間にも1ミリのクリアランスが確保でき回転はよりスムーズに、なのでホイール内は無加工で。
▼あっ、この様な塩ビのサイズ&取り付けにすれば、カートはバラバラにできます!
▼でもでも、レボ13のハッチにはタイヤさえ外せば入っちゃうので・・・
バラバラ仕様にする必要はないし、強度を優先して塩ビパイプは1本モノのままがOK。
▼テスト走行では問題ナシ・・・バルーンバージョンの完成♪
で、元々あったソリッドタイヤはというと・・・
▼濃紺色の塩ビパイプ(HIVP)と同径の塩ビパイプ(グレー)を準備。
バルーンよりソリッドの方がタイヤ幅が狭いので、塩ビのサイズはバルーン幅と同じに。
で、ソリッドの軸穴内径より塩ビの外径が少しデカいのでチョイとペーパーで削り・・・
▼少しキツめの太さのまま、プラハンマーで打ち込みます。
▼塩ビが両サイドともにハミ出る感じでOK。
コレで軸となるステンパイプはそのままに・・・
▼ソリッドタイヤも装着できる様になりました。
『C-Tug カヤックカート改 (ソリッド↔バルーン)』の完成です
取り寄せてもらったり作業してもらったパイプ(費用も)が無駄になっちゃったケド・・・
結果オーライ良い勉強代、ウマい人が作業すれば最初のプランでもイケるハズ。
もし、トライしてみたい方がいるのならば・・・自己責任でお願いいたします。。。 m(__)m
以前、「理想のカヤックカート。」という記事で紹介したC-Tugのカヤックカート。
そのままでも十分すぎるホド・・・にカヤックの運搬や使い勝手は良かったのです。
が、フカフカの砂浜を長距離引っ張ると・・・
ソリッドタイヤが巻き上げる砂がタイヤの軸に喰い込み転がり抵抗が増えたり、そのまま引っ張り続けると転がりにくくなったタイヤは余計に砂にメリ込み体力を奪われる事も
▼あったので・・・バルーンタイヤを購入し、改造しようと考えました。
イメージ通りに改造作業が進めば・・・
「ソリッドタイヤ↔バルーンタイヤ」を「路面の状況によって使い分けれる仕様」・・・にです。
~パターン1~
で、カートの軸の部分を加工し、ジャストサイズなパイプをドッキングさせれば成功なんですが、問題はカート側に残す予定な金属軸径とその内部構造が分からない事
▼もうバルーン買っちゃったし・・・大丈夫、『ワタシ失敗しないので!』
糸ノコで黒い樹脂部を金属部までカットすれば、緑のピン側にスポッっと抜けるハズ・・・
▼がしかし、金属内部は全て樹脂でピン側まで繋がってた為に力任せでネジ切ります
▼コレでもう後戻りできない状況、埋め込まれてた金属のパイプ径は15~16ミリ。
運良く想像してたパイプ径だったので、この軸に合う別径のパイプを2種調達すればOK。
だったんですが、必要とするパイプがドコのホームセンターにも売ってない事が発覚
▼ピ・・・ピンチな時はプロショップに相談、ジャストなパイプを取り寄せてもらいました!
厚さ2ミリ、外径20ミリ・・・なので内径は16ミリ。
必要十分な強度の厚みにした事で、そのままカート側に残った金属軸にこのパイプを被せるとバルーンタイヤの軸受け内径にピッタリなジャストサイズで・・・更にこの20ミリ径のパイプにもう1サイズ径の太いパイプを被せると・・・ソリッドタイヤともドンピシャなんです。
計画してた径のパイプがホムセンに売ってないのは誤算でしたが
▼材料が揃ったので、そのままプロショップでサクッっと加工もお願いしちゃいましたw
のっちは専門的な工具を持ってないので、作業時間短縮となり・・・
▼帰宅して作業続行、後はパイプを被せてからカート側のパイプとネジ止めすれば・・・
▼反対側も同じ要領で・・・
▼パイプ内の樹脂をネジ切ったつもりが・・・パイプごと抜けてしまいました。 (滝汗)
ピ・ピ・ピ~ンチ・・・想定外の大誤算、『ワタシ失敗してしまいました・・・。』
最初に作業した片側は短くピン寄りの樹脂部をカットし、ピン側の先端付近に力を込めてネジ切りに成功ました。逆側は2度目の作業という事もあり早く作業を進めようとして・・・
横着して一気に樹脂部をカットし、ピン側から離れた部分に力を入れ引き抜いた事により失敗してしまったんだと思います。マネする場合は自己責任で慎重に作業して下さい。
この作業がウマくいってれば・・・
このカート本来のバラバラにできる機能のまま、2種のタイヤを使い分けれる予定でした。
~パターン2~
が、もしもの失敗した場合にも備えてたので・・・
20ミリパイプは2本買ってあり、残りの材料で第2プランの作業へとシフトしました!
(この段階では完成後のカートはバラバラにする事ができないプランですが仕方なく・・・。)
▼パイプは長い1本モノにして、パイプごと直接カート本体にボルトオン作戦。
の、イメージをしてた途中で気になりだした事があり・・・
『最初のプランでもそうだが、パイプに砂ガミしたらやっぱ転がり抵抗重くなるよなぁ?』
そこで追加プラン発動!
もし、タイヤとパイプが固着しちゃってもパイプごと回転できちゃう仕様に・・・と。
フリーで回転できる部分を2重構造にする事で、砂が噛まなければより軽く・・・
砂が噛んでももう1つのフリーで増負荷から逃げれる構造に計画変更しました。
追加材料は20ミリパイプが収まる内径で濃紺色の塩ビパイプ(耐衝撃性に優れるHIVP)と、正式名称が分かわからないΩ型の金具、取り付けるビス・ナット・ワッシャー類。
▼Ω型=サドルバンド? コレはペーパーして塗装しておきます。
▼塩ビパイプはコンナ取り付け方で・・・ボルト・ナットでサンドイッチ。
▼左右均等に、塩ビとカート本体との間には滑り止めシートを挟み込みました。
コレで完成!
にしようかとも思ったのですが・・・
▼このバルーンタイヤ、ホイールの内部で接続されてて段差があるんです
バリだけなら使ってるウチに削れちゃうんだろうケド・・・
ホイールの製品(組み付け)誤差のせいで、ジャストサイズなパイプだと挿入時にストレスがあり、砂ガミとかしちゃったら現場で取り付けるのメンドそうだなぁ
▼って事で、19ミリのステンパイプに変更しました!
ホイール内径↔ステンパイプ外径間に1ミリ、ステンパイプ↔塩ビパイプ内径間にも1ミリのクリアランスが確保でき回転はよりスムーズに、なのでホイール内は無加工で。
▼あっ、この様な塩ビのサイズ&取り付けにすれば、カートはバラバラにできます!
▼でもでも、レボ13のハッチにはタイヤさえ外せば入っちゃうので・・・
バラバラ仕様にする必要はないし、強度を優先して塩ビパイプは1本モノのままがOK。
▼テスト走行では問題ナシ・・・バルーンバージョンの完成♪
で、元々あったソリッドタイヤはというと・・・
▼濃紺色の塩ビパイプ(HIVP)と同径の塩ビパイプ(グレー)を準備。
バルーンよりソリッドの方がタイヤ幅が狭いので、塩ビのサイズはバルーン幅と同じに。
で、ソリッドの軸穴内径より塩ビの外径が少しデカいのでチョイとペーパーで削り・・・
▼少しキツめの太さのまま、プラハンマーで打ち込みます。
▼塩ビが両サイドともにハミ出る感じでOK。
コレで軸となるステンパイプはそのままに・・・
▼ソリッドタイヤも装着できる様になりました。
『C-Tug カヤックカート改 (ソリッド↔バルーン)』の完成です
取り寄せてもらったり作業してもらったパイプ(費用も)が無駄になっちゃったケド・・・
結果オーライ良い勉強代、ウマい人が作業すれば最初のプランでもイケるハズ。
もし、トライしてみたい方がいるのならば・・・自己責任でお願いいたします。。。 m(__)m
Posted by のっち at 20:18│Comments(4)
│用品
この記事へのコメント
こんにちは。
なかなか、釣りいけませんね。
今週いければいいと考えていますが、またもや行けそうにないですね。
のっこみまでは、まだ早いですが、頑張りましょう。
今週、行ければ、LINEしますね。
なかなか、釣りいけませんね。
今週いければいいと考えていますが、またもや行けそうにないですね。
のっこみまでは、まだ早いですが、頑張りましょう。
今週、行ければ、LINEしますね。
Posted by 安吉 at 2015年02月17日 19:38
>安吉さん
イカ喰ってるヤツ(たぶん?)を探しに行きたいのですが、今年になってからマダ1度しか浮けてません(涙)
で、色々と出してみたい新場所もあるのでカート改造しましたが・・・
天候待ちでストレスばかり溜まってしまい困ってるトコロですw
今週は用事があり月曜予定してるので、吉報お待ちしています♪
イカ喰ってるヤツ(たぶん?)を探しに行きたいのですが、今年になってからマダ1度しか浮けてません(涙)
で、色々と出してみたい新場所もあるのでカート改造しましたが・・・
天候待ちでストレスばかり溜まってしまい困ってるトコロですw
今週は用事があり月曜予定してるので、吉報お待ちしています♪
Posted by のっち at 2015年02月17日 22:26
はじめまして!
船橋市在住で最近
シーカヤック買った者です!
マリブ2というカヤックですが、
重量26kgなので、やっぱりどーリーが欲しいと思う
今日この頃です!
この記事是非参考にさせていただきたいと思います。
船橋市在住で最近
シーカヤック買った者です!
マリブ2というカヤックですが、
重量26kgなので、やっぱりどーリーが欲しいと思う
今日この頃です!
この記事是非参考にさせていただきたいと思います。
Posted by MC18MC21 at 2016年06月23日 19:57
>MC18MC21さん
はじめまして!
船橋だとドーリーあればシーバス場に楽々行けますからね~♪
色々なタイプのドーリーがあって使い勝手も様々ですが、コレにしてから運ぶのが楽になりました。
今のところ改造した部分は壊れてませんが、もし加工される様でしたら自己責任にてお願いいたしますm(__)m
はじめまして!
船橋だとドーリーあればシーバス場に楽々行けますからね~♪
色々なタイプのドーリーがあって使い勝手も様々ですが、コレにしてから運ぶのが楽になりました。
今のところ改造した部分は壊れてませんが、もし加工される様でしたら自己責任にてお願いいたしますm(__)m
Posted by のっち at 2016年06月24日 09:51