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Posted by naturum at

2010年03月21日

「見える」という事。

珍しく仕事が早く終わり
『 バチヌケでもやってみるか~ 』
といつもの養老川まで下見しに行くのっち

しかし、前日のまとまった雨の影響でド茶濁りの河川。
まだ夕マズメまでは時間もある事だし、一旦準備し直してメバリングをする事に。
港湾部なら平気だろう・・・と安直な考えで。


2010年3月16日・・・

向かった先は袖ヶ浦。 北・中・南とあるが、たぶん中袖だと思う。

遠い昔、愛知県で親戚のお兄ちゃんに連れられてルアーメバルを教わってから、
地元に帰ってきてのっちが自分1人の力で初めてメバルを釣り上げたポイントです。

この岸壁の際が一押しポイント。       水面下の岸壁の段差が分かるかな
 ナギに見えるがかなりの向かい風。      段差が隠れる潮位がチャンス

ココに通ってた頃はメバルのアベレージもデカく、場所取り合戦に苦労してました。
近年ではどんどんサイズが小さくなってしまい、ほとんど人影はありません。

急遽準備した本日のタックル。 久々にハード系も持参してみた。


夕マズメまで時間があるのでのんびり準備をしていると・・・
『 しまったぁ~!! 』 このワームBOXには1・8~2・3gのジグヘッドでカヤック用。 (汗)
陸っぱり用BOXと間違えてしまったらしい。 もっと軽いのでスローにフォールさせるのが必勝パターンなんだけど・・・。

水面にはメバル好みのベイトが回遊中。   そろそろ始めますか・・・
 向かい風がキツいので、間違えて持ってきたBOXのお陰でそれなりの飛距離。
岸壁際の段差の下に隠れているであろうメバルを、スレスレにキャストしたパラーシラスをリトリーブしてると・・・コゴン

段差から飛びついてきたおチビちゃん。 明るい時間でバイト丸見え~


・・・しかし後が続かない。 
周囲は完全に暗くなり、メバルがどんどん浮上してくるハズなんだけど・・・。 (汗)

日没から1時間。 風も止まずアタリが無いまま時間だけが過ぎてゆく・・・ガサガサッ
『 何だよ~ 猫か・・・ 』ってココ猫いるんだぁ・・・・ガサガサッ ガサガサッ!!
『 た・た・タヌキ~ 』岸壁の工場フェンスの中から猫が2匹のタヌキに追われて逃げてきた模様。 工業地帯での獣の出現にかなり驚かされたが、気を取り直してキャスト再開。

・・・30分経過。 何でずっと見てるんだろう・・・もしかして魚待ちかな


見つめられていて緊張の余りミスキャスト連発し大量にロスト。 (笑)
獣の予想不可能な行動にビビッてもいた為、ポイントを移動する事に。

・・・車で5分程の港に到着。
普段ココでメバルは滅多にやらないんだけど、ちょっと気になってたんで。
案の定・・・

船から照らされる明暗部にステイしてるフィッシュイーターが

50cmクラスのシーバスが小魚を頻繁に捕食していました。
とりあえず動画獲りながら、20分位観察を続けます・・・。 

明暗部の暗い場所にシーバスがポジショニング。
近寄ってきた小魚にアタックして、フラフラ落ちて行くヤツをパクリ ・・・そしてまたステイ。

のっちの妄想
「メバリング中にシーバスが現れるとメバルは釣れなくなる」
とよく言われるが、果たして本当なのだろうか
メバルが釣れてる場所にシーバスが現れると大きなシーバスが表層を陣取ってしまい、
小さなメバルは沈んでるだけなのでは
要するに・・・
「ルアーがメバルのレンジに届く前にシーバスがバイトしてしまう = メバルが釣れない」
と言う事が水中で起こっているだけなんじゃと考えていた訳です。


そんな妄想をしながら眺めていると、明らかに違う魚体が深い場所で飛び交っていた
(動画では暗いけど、実際はかなり明るくて暗部にステイしてるシーバスも丸見え。
 明部は表層から2m位までは目視可能な感じ。)

ちょうど照明が届かない深場の暗部にメバルがポジショニングしてると予想して、
一番明るい部分にキャストしフリーフォール・・・そして一気に巻き上げるとゴン

やっぱいたんだね~             ちっちゃいけど満足
 さてとメバルがいる事が分かった所で・・・
ポイントを横取りしていたシーバス達をやっつけるとしようか。
『 楽勝でしょ~ 』と思い、そのままのジグヘッドで表層をリトリーブ。
表層の明暗に陣取ってるのは50cm程のシーバスで、コイツ達は完全にベイトにロックオン。
よく見ると、先程のメバルレンジの深い明暗から30cmクラスのシーバス達が次々と沸き上がって来てる・・・毎回チェイスのみでバイトが出ない。 (汗)

・・・困った。
ワームでは無理っぽいし、残るはカンニバルとスプーンか・・・スプーン!!
夜だけど明るいからもしかして・・・。
早速「バーチカルスプーニング」を試してみると、夜だというのにシーバスわんさかついてキタ~ しかもメバルも一緒に。 (驚)
でもついて来るだけで皆反転してしまう。 『 やっぱ昼じゃなきゃダメなのか 』

ならば「シーバスにアタックされてフラフラ落ちるベイトを演じてみよう」と思いカンニバルを結ぶ。 キャスト後、ベイトの群れの中までリトリーブしてトゥイッチ・・・そしてフォール・・・ゴン

やっとこさ飛びついてくれたセイゴちゃん。  


ようやくパターンを掴んで爆釣を期待したが、アタックしてくるシーバスは小さくフックアップが難しい・・・。 翌日の仕事に影響しないうちに撤収する事に。

今回の陸っぱりでは小物のみでしたが「見える事」で今までの思い込みが吹っ飛び、追いかけてくる魚の多さに唖然でした。
ルアーにバイトしてくるのはごく一部だと思うと、また色んな妄想をしてしまいます。。。  


Posted by のっち   at 21:49Comments(4)陸っぱり釣行