2013年08月22日
自作~再塗装した「Mcブレイン」達。
『この鯛ラバをずっと使い続けタイ♪』とは思っていたものの・・・
タングステン製で高額な為にホイホイ買える訳じゃないし、各消耗品もメーカー在庫すらない状況でもあった為、ロストを恐れながらの実釣が続いていました
が、ネクタイは自作な半透明でも釣れる確信が持てるようになったし・・・
各船長モデル別なスカート&フックの詳細も分かり、マネて作れるようにもなった。
しかし、この鯛ラバの特徴でもあるロングネクタイはフックに絡みやすい構造。
その問題を解決する為にシリコンチューブがセッティングされてるんですが、この肝となるシリコンチューブがドコのホムセンにも売ってなく・・・探し回る日々
▼で・・・苦労の末、ようやく入手可能なルートを発見したんです!

外径3mm・内径2mmのシリコンチューブをとりあえず・・・5mも
このシリコンチューブは鯛ラバ1個に対して3cmもあれば十分すぎるんですが・・・
ずっと使い続ける鯛ラバの消耗品でもあるので、買える時に買っとこうかなと500円。
コレで準備は整った!
いくらお気に入りであっても使う時にリペアできないのであれば無意味なルアーになってしまうし、修行タイムでの集中力維持の為にも高額な鯛ラバをストックしようと決意。 (汗)
▼したタイミングで驚きの60%オフ&送料無料に遭遇し・・・大人買いでポチリの連続。

ヘッドは黒とピンクですが全てアワビ貼り、再塗装して大量ストックする作戦です!
▼それでは早速・・・お気に入りな「池田船長モデル」をバラして詳細説明から。

スカートの長さは80mmで計15本、10本と5本とで2色のカラーが採用されてます。
▼アシストには肝となるシリコンチューブがナナメにカットされセットされてるんですが・・・

▼アシストの結び方にも「各船長モデル」ごとに違いがあり、「池田船長モデル」ではこの結び方でもあるので、濡れた手でも簡単にフック交換できるメリットがあります。

▼アシストをナナメな角度に調整して、シリコンチューブをこの位置にセット。

結んだアシストがズレない様にと、フックがネクタイに絡まない為の工夫が詰まってます。
▼ちなみに、ピンクのは「長栄丸・岩瀬船長モデル」なんですが・・・・比較してみましょう。

パッと見でネクタイの形状が違うダケではなく・・・
岩瀬船長モデルは短いアシストフックを長いスカートの内部に納めるセッティングにより、ネクタイとフックが絡まない様に工夫されてます。
池田船長モデルは長いアシストと短いスカートのセッティング、フックはスカートの外にまる出しな攻めのスタイル、ともなると、フックがネクタイと絡みやすくもなるんですが・・・
アシストの位置をナナメなチューブの被せ方で安定してキープさせる事により、フックがネクタイに絡みにくくしてるセッティングなんです。
▼アシストの結び方&シリコンチューブのセット方法もそれぞれで・・・

岩瀬船長モデルは2重ループでアシストを結ぶ事でズレを予防してる為、チューブはアイに被せてませんが・・・
この結び方では濡れた手と揺れるカヤック上でのフック交換が難しくもあり、のっち的には池田船長モデルのフックシステムを採用しつつ、用途に合わせてフックの種類を追加。
▼したモノを、ヒマな時に量産してストックしつつ・・・

▼予備フックを持ち込む時は、あらかじめチューブをセットした状態にしています。

左のが標準装備のフックシステムで太軸なKINRYUの白ヒラマサ13号です。
で、他の3つが同じアシストとフックでコピーした自作品。
今までの少ない経験ではフックに段差があってもなくてもフッキングには問題なく、段差が少ない方がよりネクタイに絡まない(絡んでも解けやすい)気がしてるので・・・コンナ感じ。
▼右の標準フックは大物を意識してる太軸ではありますが・・・

針先の鋭い部分が短く浅掛かりなのか、しっかりとフトコロまで貫通してないからなのか何度かバレてしまった事があったので、多少細くても針先の鋭い部分が細長い左のがまかつのチヌ鈎9号を使いだしてからはしっかりとフックのフトコロまで貫通してくれてます。
PE1号でのドラグ値(Max2キロ)であればフックが伸びた事やバレた事は今のトコロありませんので、とんでもないモンスターじゃなければ大丈夫な気がしてます。
(ちなみに・・・79cmのマダイ&95cmのブリはこのフックで問題ナシでした。)
▼ではでは、ココからが本題・・・左のがリペアしながら使ってるお気に入りのオレンジ。
このオレンジをマネて、大人買いした別カラーを再塗装するんですが・・・
▼以前、試しに上塗りした試作品でも釣れたので・・・クオリティー低くても大丈夫かと。

購入した黒い鯛ラバのヘッドは3層(下地のシルバー・メインカラー・クリア)で塗装されているので、まずは厚いクリア層をカッターの刃じゃない部分で薄く削っていきます。
▼かなりアバウトですが、削りすぎない様に力加減には注意して・・・

▼これくらいまで削れればOK・・・

▼洗面器などに水を貯め、濡らしながら耐水ペーパーで黒いメインカラー層を削ります。

▼コレでは削りすぎ、下地のシルバーは残しとくのがベスト

▼削り終えたら十分に乾燥させ・・・「油性のプラカラー」を使って筆塗りします。

▼オレンジ・白・金をのっち比率で調合したモノに・・・

▼「リターダー」を追加し筆ムラ予防して塗り塗り・・・

▼サイドのアワビ部を除いた背~腹を塗り終えたら乾燥。

▼乾いたら、アワビ部にクリアオレンジでグラデーションの準備塗りをし乾燥させ・・・

▼ヘッド部すべてにクリアイエローで重ね塗り。

▼で、クリアオレンジの境界線を筆に含ませた「うすめ液」で溶かしてグラデーション。

のっち比率で調合した色にクリアイエローを重ね塗りした事により、見本のカラー(ネクタイが付いてるヤツ)とほぼ同色なオレンジを再現する事に成功。
明るい場所での色具合は同等に塗り終えたので・・・
▼暗い場所でフラッシュ撮影してみて、アワビ部の光具合も確認。

筆での手塗りだと塗装の層が厚くなってしまってる為・・・
▼ネクタイ&スカートの取り付け部の塗装をヤスリで削り・・・

▼「ウエタンフロアー」でドブ漬けと・・・

▼乾燥とを繰り返すと・・・

▼塗装強度のあるテッカテカな再塗装は終了です。

初めての再塗装にしては・・・まぁまぁなクオリティーかな
後は重量別にオレンジを追加しなきゃならないのと、ピンクのにはアレンジを加える予定。
と、ココまで作業を終えた段階で・・・
某TV番組にて進化した鯛ラバでの実釣シーンを放送してました。
その番組を見る限りでは、今までの鯛ラバ(ヘッドに直接ラバーやネクタイが固定してあるタイプ)だと10回のバイトに対して3割程のヒットやランディング率みたいな事が、新タイプ(遊動式+小さくて鋭い新開発フック)だとほぼ100%の確率になる・・・というモノ
フォールや着底直後でのオートマ的バイト率増加は魅力的な戦略・・・
ではありますが、今のロッドとこの鯛ラバ改の組み合わせになってからは「バイトの回数=ランディング」というラッキーが続いてるのと、のっち的には固い竿でビシッとアワセてゴリゴリ巻くスタイルが楽しくもあるので『この鯛ラバをずっと使い続けタイ♪』なと。
な訳で、未だ使った事のない遊動式での戦略は爆釣妄想するダケで
ストックが減るまで試行錯誤してみて、ソレでもダメだった時の為に封印しときます。。。
タングステン製で高額な為にホイホイ買える訳じゃないし、各消耗品もメーカー在庫すらない状況でもあった為、ロストを恐れながらの実釣が続いていました

が、ネクタイは自作な半透明でも釣れる確信が持てるようになったし・・・
各船長モデル別なスカート&フックの詳細も分かり、マネて作れるようにもなった。
しかし、この鯛ラバの特徴でもあるロングネクタイはフックに絡みやすい構造。
その問題を解決する為にシリコンチューブがセッティングされてるんですが、この肝となるシリコンチューブがドコのホムセンにも売ってなく・・・探し回る日々

▼で・・・苦労の末、ようやく入手可能なルートを発見したんです!
外径3mm・内径2mmのシリコンチューブをとりあえず・・・5mも

このシリコンチューブは鯛ラバ1個に対して3cmもあれば十分すぎるんですが・・・
ずっと使い続ける鯛ラバの消耗品でもあるので、買える時に買っとこうかなと500円。
コレで準備は整った!
いくらお気に入りであっても使う時にリペアできないのであれば無意味なルアーになってしまうし、修行タイムでの集中力維持の為にも高額な鯛ラバをストックしようと決意。 (汗)
▼したタイミングで驚きの60%オフ&送料無料に遭遇し・・・大人買いでポチリの連続。
ヘッドは黒とピンクですが全てアワビ貼り、再塗装して大量ストックする作戦です!
▼それでは早速・・・お気に入りな「池田船長モデル」をバラして詳細説明から。
スカートの長さは80mmで計15本、10本と5本とで2色のカラーが採用されてます。
▼アシストには肝となるシリコンチューブがナナメにカットされセットされてるんですが・・・
▼アシストの結び方にも「各船長モデル」ごとに違いがあり、「池田船長モデル」ではこの結び方でもあるので、濡れた手でも簡単にフック交換できるメリットがあります。
▼アシストをナナメな角度に調整して、シリコンチューブをこの位置にセット。
結んだアシストがズレない様にと、フックがネクタイに絡まない為の工夫が詰まってます。
▼ちなみに、ピンクのは「長栄丸・岩瀬船長モデル」なんですが・・・・比較してみましょう。
パッと見でネクタイの形状が違うダケではなく・・・
岩瀬船長モデルは短いアシストフックを長いスカートの内部に納めるセッティングにより、ネクタイとフックが絡まない様に工夫されてます。
池田船長モデルは長いアシストと短いスカートのセッティング、フックはスカートの外にまる出しな攻めのスタイル、ともなると、フックがネクタイと絡みやすくもなるんですが・・・
アシストの位置をナナメなチューブの被せ方で安定してキープさせる事により、フックがネクタイに絡みにくくしてるセッティングなんです。
▼アシストの結び方&シリコンチューブのセット方法もそれぞれで・・・
岩瀬船長モデルは2重ループでアシストを結ぶ事でズレを予防してる為、チューブはアイに被せてませんが・・・
この結び方では濡れた手と揺れるカヤック上でのフック交換が難しくもあり、のっち的には池田船長モデルのフックシステムを採用しつつ、用途に合わせてフックの種類を追加。
▼したモノを、ヒマな時に量産してストックしつつ・・・

▼予備フックを持ち込む時は、あらかじめチューブをセットした状態にしています。
左のが標準装備のフックシステムで太軸なKINRYUの白ヒラマサ13号です。
で、他の3つが同じアシストとフックでコピーした自作品。
今までの少ない経験ではフックに段差があってもなくてもフッキングには問題なく、段差が少ない方がよりネクタイに絡まない(絡んでも解けやすい)気がしてるので・・・コンナ感じ。
▼右の標準フックは大物を意識してる太軸ではありますが・・・
針先の鋭い部分が短く浅掛かりなのか、しっかりとフトコロまで貫通してないからなのか何度かバレてしまった事があったので、多少細くても針先の鋭い部分が細長い左のがまかつのチヌ鈎9号を使いだしてからはしっかりとフックのフトコロまで貫通してくれてます。
PE1号でのドラグ値(Max2キロ)であればフックが伸びた事やバレた事は今のトコロありませんので、とんでもないモンスターじゃなければ大丈夫な気がしてます。
(ちなみに・・・79cmのマダイ&95cmのブリはこのフックで問題ナシでした。)
▼ではでは、ココからが本題・・・左のがリペアしながら使ってるお気に入りのオレンジ。
このオレンジをマネて、大人買いした別カラーを再塗装するんですが・・・
▼以前、試しに上塗りした試作品でも釣れたので・・・クオリティー低くても大丈夫かと。
購入した黒い鯛ラバのヘッドは3層(下地のシルバー・メインカラー・クリア)で塗装されているので、まずは厚いクリア層をカッターの刃じゃない部分で薄く削っていきます。
▼かなりアバウトですが、削りすぎない様に力加減には注意して・・・
▼これくらいまで削れればOK・・・
▼洗面器などに水を貯め、濡らしながら耐水ペーパーで黒いメインカラー層を削ります。
▼コレでは削りすぎ、下地のシルバーは残しとくのがベスト

▼削り終えたら十分に乾燥させ・・・「油性のプラカラー」を使って筆塗りします。
▼オレンジ・白・金をのっち比率で調合したモノに・・・
▼「リターダー」を追加し筆ムラ予防して塗り塗り・・・
▼サイドのアワビ部を除いた背~腹を塗り終えたら乾燥。
▼乾いたら、アワビ部にクリアオレンジでグラデーションの準備塗りをし乾燥させ・・・
▼ヘッド部すべてにクリアイエローで重ね塗り。
▼で、クリアオレンジの境界線を筆に含ませた「うすめ液」で溶かしてグラデーション。
のっち比率で調合した色にクリアイエローを重ね塗りした事により、見本のカラー(ネクタイが付いてるヤツ)とほぼ同色なオレンジを再現する事に成功。
明るい場所での色具合は同等に塗り終えたので・・・
▼暗い場所でフラッシュ撮影してみて、アワビ部の光具合も確認。
筆での手塗りだと塗装の層が厚くなってしまってる為・・・
▼ネクタイ&スカートの取り付け部の塗装をヤスリで削り・・・
▼「ウエタンフロアー」でドブ漬けと・・・
▼乾燥とを繰り返すと・・・
▼塗装強度のあるテッカテカな再塗装は終了です。
初めての再塗装にしては・・・まぁまぁなクオリティーかな

後は重量別にオレンジを追加しなきゃならないのと、ピンクのにはアレンジを加える予定。
と、ココまで作業を終えた段階で・・・
某TV番組にて進化した鯛ラバでの実釣シーンを放送してました。
その番組を見る限りでは、今までの鯛ラバ(ヘッドに直接ラバーやネクタイが固定してあるタイプ)だと10回のバイトに対して3割程のヒットやランディング率みたいな事が、新タイプ(遊動式+小さくて鋭い新開発フック)だとほぼ100%の確率になる・・・というモノ

フォールや着底直後でのオートマ的バイト率増加は魅力的な戦略・・・
ではありますが、今のロッドとこの鯛ラバ改の組み合わせになってからは「バイトの回数=ランディング」というラッキーが続いてるのと、のっち的には固い竿でビシッとアワセてゴリゴリ巻くスタイルが楽しくもあるので『この鯛ラバをずっと使い続けタイ♪』なと。
な訳で、未だ使った事のない遊動式での戦略は爆釣妄想するダケで

ストックが減るまで試行錯誤してみて、ソレでもダメだった時の為に封印しときます。。。
Posted by のっち at 11:34│Comments(4)
│釣り道具
この記事へのコメント
なかなかの出来映えですね!
この間、風船をはさみで適当に切ったネクタイで鯛が釣れちゃいました。ヒラヒラ好きなんですね、奴らはw
この間、風船をはさみで適当に切ったネクタイで鯛が釣れちゃいました。ヒラヒラ好きなんですね、奴らはw
Posted by コロニャー at 2013年08月22日 22:51
キレイに仕上げますね♪
これで釣果あげてるのですから真似するべきですかね(笑)
でも自分はのっちさんの釣り方から真似します(^-^)
これで釣果あげてるのですから真似するべきですかね(笑)
でも自分はのっちさんの釣り方から真似します(^-^)
Posted by くろまめ at 2013年08月23日 14:55
>コロニャーさん
おぉー、ナルホド風船かぁ~(メモメモ♪)
言われてみれば費用的にもベストチョイスな素材だし、よく伸びるヒラヒラ具合がイイ感じですよね~
ちょうどストレート用に素材を探してたので、情報ありがとうございました!
おぉー、ナルホド風船かぁ~(メモメモ♪)
言われてみれば費用的にもベストチョイスな素材だし、よく伸びるヒラヒラ具合がイイ感じですよね~
ちょうどストレート用に素材を探してたので、情報ありがとうございました!
Posted by のっち at 2013年08月24日 10:42
>くろまめさん
写真だと綺麗に見えてます(笑)
以前はソルティーラバーばかりでしたが、コレを使うようになってから戦略の幅が広がりました!
って、鯛ラバごとに巻きスピードを変えてるダケですけどね。
内房マダイの場合は釣り方うんぬんじゃなく、いかに集中力をキープし続けられるかが肝のような気が・・・な訳でお気に入りは必須です。
鯛ラバ船が少なかったり、鯛ラバ自体を扱ってる店が少ないエリアですから、探せばきっとパラダイスがあるんじゃないか・・・一緒に探しましょう!
写真だと綺麗に見えてます(笑)
以前はソルティーラバーばかりでしたが、コレを使うようになってから戦略の幅が広がりました!
って、鯛ラバごとに巻きスピードを変えてるダケですけどね。
内房マダイの場合は釣り方うんぬんじゃなく、いかに集中力をキープし続けられるかが肝のような気が・・・な訳でお気に入りは必須です。
鯛ラバ船が少なかったり、鯛ラバ自体を扱ってる店が少ないエリアですから、探せばきっとパラダイスがあるんじゃないか・・・一緒に探しましょう!
Posted by のっち at 2013年08月24日 10:55