2012年07月03日
105パドル~新種のエギングメソッドで初Get!
梅雨の中休みが続いてて迎えた待望の週末だったんだケド・・・
直前に、とある事情で例のごとくアバラを痛めてしまってたのっち
そんな状態ではありましたが、やり残してた1種は終盤となるデカイカな訳でして・・・
通年カヤックからはティップランばかりにのめり込んでたので、通常のキャスティングスタイルによるカヤックエギングは苦手分野でもあり、産卵場所の見当もつかぬままズルズルと他のターゲットへ浮気ばかりしちゃって言い訳ばかり・・・このままじゃぁ~イカんな!
てな訳で、気合いを入れ直して湿布と痛み止め薬を準備
漕ぎ出してみて無理なら即帰還、イケそうなら無茶せず1本勝負で挑んでみる事にしました。
2012年7月1日・・・
▼がその前に、恒例となっている某所でのビーチクリーンに参加。

毎度の事ですが、ビーチクリーンの時のみ限定でココに車を止める許可が出ます。
もうすぐ海開きの季節となりますが、カヤック以外のレジャーであっても例外ではありませんので、訪れる際には必ず周囲の駐車スペースをご利用下さい。

いつもの作業を終えたら、駐車スペースを圧迫してた木や竹を切り出したり、台風の影響で浜が削られてしまった為に出船不能となってた段差を修復したり・・・と様々。 (滝汗)
参加された皆様、お疲れ様でした~ 次回もお会いした際には宜しくお願いします
▼その後は各々ポイントへと散らばり、サッサと支度を済ませて出撃~

軽漕ぎでもスイスイ進む程の凪ではあるけれど、パラパラと雨が降ったり止んだり。
まぁ、今日の狙いは浅場のデカイカのみなので・・・
幸いというか、急変したとしてもスグに漕ぎ戻れるエリアにポジションをキープできます。
▼相棒は新調したてのPALMS Armorclad TR ASGS-81 SENSOR SPRINT !

今までのっちがカヤックからのティップランで使ってきた柔の竿と剛の竿でもあるアーマークラッドシリーズは今秋にモデルチェンジしてしまうようですが・・・
この竿はティップランの第2ステージとして、産卵を意識している対春イカへの新種のエギングメソッド用に設計されたモデルとなっているので先行発売されてた代物です。
しかも、初回限定でメソッドのDVDまで付属されちゃってるというのに・・・
シーズン終盤からなのか、特価品の驚き価格なラスト1本がオーナー募集中でした
(この竿についてのインプレ記事は、もっとやり込んでから後日改めて・・・という事で。)
▼浅場の水温は22度。

のっちが浅場としてエリア分けしていた水深の目安は10m。
春先からこの水深を境にティップランとキャスティングスタイルとで釣り分けしてみました。
が、春イカシーズンとなると沖でのティップラン攻略は厳しくなってしまい、苦手な浅場でのキャスティングではロクにボトムすら取れずに・・・気がつけば根掛かりの連続
そこで、新種のエギングメソッドに注目!
「FP流」とか「キャストティップ」とも呼ばれていますが、呼び名が違うダケでメソッドは同じ。
簡単に書くと、春イカ狙いのド定番みたくエギをボトムに着底させてからイカの目の前でネチネチ誘うのではなく、ボトムを取らずに中層のみでエギを躍らせる事により海草帯に潜んでるであろうデカイカを誘い出しエギにアタックさせちゃおう・・・というメソッド。
しかもティップランの様にティップのアタリを見てバシッとアワセられるそうな
▼で、過去に何度か挑戦したものの玉砕、今日はこのメソッド縛りでデカイカを狙います!

Deepを目指してた皆さんとはココでお別れ、1人寂しく修行タイムがスタート。
かなりご無沙汰なエリアだった事もあり、まずはある程度周囲の水深と海草の生え具合をチェックし怪しそうな場所をピックアップ・・・で、水深8mのボトムには海草が2m程モリモリ
使うエギは3・5号のノーマルタイプで、ティップランとは逆向きの風下にフルキャスト。
平均して1m沈むのに3秒程ですから、海藻の上っ面をMaxとし水深の半分位のレンジをメインにフリーフォールでカウントダウンしさせ、1ピッチでのシャクリを3回入れアピール。
風に流されるカヤックがエギに近付く分ダケのラインスラックを巻き取りながら極僅かにテンションをキープ、後はシャクリ上げた分だけゆっくりとカーブ(テンション)フォールさせます。
が、正直なトコロ半信半疑なメソッドでもあったのでアタリを見るまでは信じられ・・・んっ?
今のはもしかしてアタリなのか、それとも波でテンションが抜けたダケなのか。 (悩)
そんなこんなを繰り返してると・・・
一瞬ティップにテンションがプラスされた反動で勢いよく弾かれたので・・・ビシッ!
▼こんなサイズで1360gなメスを新種のエギングメソッドで初Get~♪
初めてティップランでアタリを見てアワセられた感動が再び・・・めっちゃ感激しました
ネット等で調べるとラインは張らず緩めず・・・とありましたが、ハッキリ言って海面のチョットした変化を拾ってしまうカヤックではこの状態を意図的に作り出すのは至難の業かと。
鏡の様なベタ凪でない限りのっちレベルでは到底無理な話ですから、ティップをナナメ上に構えてラインが水中へと入るまでのタルミ具合でテンションを判断、ほんの少しだけティップがおじぎする状態でアタリを待って・・・での出来事でした。
▼横抱きされないで戻ってキタダートMAXの仕事っぷりに感謝。

春のデカイカと呼ぶにはサイズ不足ではありますが・・・
半信半疑だったメソッドが確信に変わった価値ある1パイにより、エギングの常識がフッ飛びました。 また、ロッドをナナメに構えてる状態からのスラック分を利用してスラックジャークちっくに軽くシャクルので、アバラにも優しく手首も痛くならないのでグ~です。
▼超Deepから戻ってキタたむぞうさんと合流してチョイとレクチャー。

その後はアタリなのかティップが動いちゃってるダケなのか・・・という微妙なのが3回。
中途半端なポジションからのアワセでは瞬発力に欠けてしまいますね
FP流(キャストティップ)のメリット
・カヤックがイカに与えるプレッシャーはエギよりも後となる
・今までのティップランと同じようにアタリを見てバシッと合わせられる
・根掛かりロストを恐れる事なく海藻地帯をガンガン攻められる
・難しい着底の判断(じれったい着底の待ち時間)が必要なくスピーディーに攻められる
現段階でのデメリット
・超ベタ凪でなければティップに掛ける微妙なテンションコントロールが難しく・・・
・故にエギのフォール姿勢が乱れてるハズなので逆にプレッシャーを与えてるカモ・・・
・ティップの曲がり具合とラインを凝視しながら臨機応変なリーリングに集中力が・・・
▼最後にティップランを少々・・・魚のアタックしかなく1足先に沖上がり

今回の浅場では1度もボトムを取ってないので、通常のキャスティングスタイルと反応の比較は出来ませんでしたが、釣れるメソッドでもある事が分かったので、後はデカイカの確保率が高い事を信じて練習するしかなさそう・・・
って、もうすぐ梅雨明けですから、デカイカは来年まで持ち越しなのかな
それまでには待ち望んでたフルキャスト可能なティップラン竿を1本追加し、来期はこの2本体制で浅場のデカイカからDeepの数釣りも・・・と既にワクワクしています。。。
直前に、とある事情で例のごとくアバラを痛めてしまってたのっち

そんな状態ではありましたが、やり残してた1種は終盤となるデカイカな訳でして・・・
通年カヤックからはティップランばかりにのめり込んでたので、通常のキャスティングスタイルによるカヤックエギングは苦手分野でもあり、産卵場所の見当もつかぬままズルズルと他のターゲットへ浮気ばかりしちゃって言い訳ばかり・・・このままじゃぁ~イカんな!
てな訳で、気合いを入れ直して湿布と痛み止め薬を準備

漕ぎ出してみて無理なら即帰還、イケそうなら無茶せず1本勝負で挑んでみる事にしました。
2012年7月1日・・・
▼がその前に、恒例となっている某所でのビーチクリーンに参加。

毎度の事ですが、ビーチクリーンの時のみ限定でココに車を止める許可が出ます。
もうすぐ海開きの季節となりますが、カヤック以外のレジャーであっても例外ではありませんので、訪れる際には必ず周囲の駐車スペースをご利用下さい。


いつもの作業を終えたら、駐車スペースを圧迫してた木や竹を切り出したり、台風の影響で浜が削られてしまった為に出船不能となってた段差を修復したり・・・と様々。 (滝汗)
参加された皆様、お疲れ様でした~ 次回もお会いした際には宜しくお願いします

▼その後は各々ポイントへと散らばり、サッサと支度を済ませて出撃~

まぁ、今日の狙いは浅場のデカイカのみなので・・・
幸いというか、急変したとしてもスグに漕ぎ戻れるエリアにポジションをキープできます。
▼相棒は新調したてのPALMS Armorclad TR ASGS-81 SENSOR SPRINT !

今までのっちがカヤックからのティップランで使ってきた柔の竿と剛の竿でもあるアーマークラッドシリーズは今秋にモデルチェンジしてしまうようですが・・・
この竿はティップランの第2ステージとして、産卵を意識している対春イカへの新種のエギングメソッド用に設計されたモデルとなっているので先行発売されてた代物です。
しかも、初回限定でメソッドのDVDまで付属されちゃってるというのに・・・
シーズン終盤からなのか、特価品の驚き価格なラスト1本がオーナー募集中でした

(この竿についてのインプレ記事は、もっとやり込んでから後日改めて・・・という事で。)
▼浅場の水温は22度。

のっちが浅場としてエリア分けしていた水深の目安は10m。
春先からこの水深を境にティップランとキャスティングスタイルとで釣り分けしてみました。
が、春イカシーズンとなると沖でのティップラン攻略は厳しくなってしまい、苦手な浅場でのキャスティングではロクにボトムすら取れずに・・・気がつけば根掛かりの連続

そこで、新種のエギングメソッドに注目!
「FP流」とか「キャストティップ」とも呼ばれていますが、呼び名が違うダケでメソッドは同じ。
簡単に書くと、春イカ狙いのド定番みたくエギをボトムに着底させてからイカの目の前でネチネチ誘うのではなく、ボトムを取らずに中層のみでエギを躍らせる事により海草帯に潜んでるであろうデカイカを誘い出しエギにアタックさせちゃおう・・・というメソッド。
しかもティップランの様にティップのアタリを見てバシッとアワセられるそうな

▼で、過去に何度か挑戦したものの玉砕、今日はこのメソッド縛りでデカイカを狙います!

Deepを目指してた皆さんとはココでお別れ、1人寂しく修行タイムがスタート。
かなりご無沙汰なエリアだった事もあり、まずはある程度周囲の水深と海草の生え具合をチェックし怪しそうな場所をピックアップ・・・で、水深8mのボトムには海草が2m程モリモリ

使うエギは3・5号のノーマルタイプで、ティップランとは逆向きの風下にフルキャスト。
平均して1m沈むのに3秒程ですから、海藻の上っ面をMaxとし水深の半分位のレンジをメインにフリーフォールでカウントダウンしさせ、1ピッチでのシャクリを3回入れアピール。
風に流されるカヤックがエギに近付く分ダケのラインスラックを巻き取りながら極僅かにテンションをキープ、後はシャクリ上げた分だけゆっくりとカーブ(テンション)フォールさせます。
が、正直なトコロ半信半疑なメソッドでもあったのでアタリを見るまでは信じられ・・・んっ?
今のはもしかしてアタリなのか、それとも波でテンションが抜けたダケなのか。 (悩)
そんなこんなを繰り返してると・・・
一瞬ティップにテンションがプラスされた反動で勢いよく弾かれたので・・・ビシッ!
▼こんなサイズで1360gなメスを新種のエギングメソッドで初Get~♪

初めてティップランでアタリを見てアワセられた感動が再び・・・めっちゃ感激しました

ネット等で調べるとラインは張らず緩めず・・・とありましたが、ハッキリ言って海面のチョットした変化を拾ってしまうカヤックではこの状態を意図的に作り出すのは至難の業かと。
鏡の様なベタ凪でない限りのっちレベルでは到底無理な話ですから、ティップをナナメ上に構えてラインが水中へと入るまでのタルミ具合でテンションを判断、ほんの少しだけティップがおじぎする状態でアタリを待って・・・での出来事でした。
▼横抱きされないで戻ってキタダートMAXの仕事っぷりに感謝。

春のデカイカと呼ぶにはサイズ不足ではありますが・・・
半信半疑だったメソッドが確信に変わった価値ある1パイにより、エギングの常識がフッ飛びました。 また、ロッドをナナメに構えてる状態からのスラック分を利用してスラックジャークちっくに軽くシャクルので、アバラにも優しく手首も痛くならないのでグ~です。
▼超Deepから戻ってキタたむぞうさんと合流してチョイとレクチャー。

その後はアタリなのかティップが動いちゃってるダケなのか・・・という微妙なのが3回。
中途半端なポジションからのアワセでは瞬発力に欠けてしまいますね

FP流(キャストティップ)のメリット
・カヤックがイカに与えるプレッシャーはエギよりも後となる
・今までのティップランと同じようにアタリを見てバシッと合わせられる
・根掛かりロストを恐れる事なく海藻地帯をガンガン攻められる
・難しい着底の判断(じれったい着底の待ち時間)が必要なくスピーディーに攻められる
現段階でのデメリット
・超ベタ凪でなければティップに掛ける微妙なテンションコントロールが難しく・・・
・故にエギのフォール姿勢が乱れてるハズなので逆にプレッシャーを与えてるカモ・・・
・ティップの曲がり具合とラインを凝視しながら臨機応変なリーリングに集中力が・・・
▼最後にティップランを少々・・・魚のアタックしかなく1足先に沖上がり


今回の浅場では1度もボトムを取ってないので、通常のキャスティングスタイルと反応の比較は出来ませんでしたが、釣れるメソッドでもある事が分かったので、後はデカイカの確保率が高い事を信じて練習するしかなさそう・・・
って、もうすぐ梅雨明けですから、デカイカは来年まで持ち越しなのかな

それまでには待ち望んでたフルキャスト可能なティップラン竿を1本追加し、来期はこの2本体制で浅場のデカイカからDeepの数釣りも・・・と既にワクワクしています。。。
Posted by のっち at 14:03│Comments(4)
│カヤック釣行
この記事へのコメント
のっちさん こんにちは!
ビーチクリーンお疲れ様でした!
まだアオリイカ釣れるんですね~♪ チャリティーと重ならなければ、そちらに行って見たかたのですが・・・。
いつかアオリ狙いで行ってみたいと思います!!
ビーチクリーンお疲れ様でした!
まだアオリイカ釣れるんですね~♪ チャリティーと重ならなければ、そちらに行って見たかたのですが・・・。
いつかアオリ狙いで行ってみたいと思います!!
Posted by マンボウ
at 2012年07月06日 17:57

BCお疲れ様でした!
8フィートとは思えない軽さで良い竿ですね。
きっとLRCされた素材なんでしょうね。
サンプルご希望であればお貸ししますんで、いつでも声かけてください!!
8フィートとは思えない軽さで良い竿ですね。
きっとLRCされた素材なんでしょうね。
サンプルご希望であればお貸ししますんで、いつでも声かけてください!!
Posted by 田吾作 at 2012年07月07日 00:12
>マンボウさん
チャリティーお疲れ様です。
終盤で数は厳しいものの釣れればデカイ・・・という話を聞いてましたが、そうでもないようですね(汗)
未熟なので運頼りだったりしますが、もう少しやりこんでみたいと思ってます。
足漕ぎの機動力があれば釣りモノも沢山ですので、お越しの際には一声かけてくださいね~
チャリティーお疲れ様です。
終盤で数は厳しいものの釣れればデカイ・・・という話を聞いてましたが、そうでもないようですね(汗)
未熟なので運頼りだったりしますが、もう少しやりこんでみたいと思ってます。
足漕ぎの機動力があれば釣りモノも沢山ですので、お越しの際には一声かけてくださいね~
Posted by のっち at 2012年07月07日 02:19
>田吾作さん
スケジュール調整から肉体労働まで色々とお疲れ様でした!
久々に長い竿振りましたが、軽くてもカヤックからでは持て余してる感じでもありました。
ティップラン竿でも問題ないメソットなんですが、この竿の硬めのティップはその分曲がる部分が長くてブレの収まりが遅いので、意外とアタリらしき振動が見やすいのかもしれません。
ちょっとお借りさせて・・・と思った時には見失ってしまってたので電話した次第です(涙)
また次の機会にでも、お貸ししていただけるとありがたいです。
スケジュール調整から肉体労働まで色々とお疲れ様でした!
久々に長い竿振りましたが、軽くてもカヤックからでは持て余してる感じでもありました。
ティップラン竿でも問題ないメソットなんですが、この竿の硬めのティップはその分曲がる部分が長くてブレの収まりが遅いので、意外とアタリらしき振動が見やすいのかもしれません。
ちょっとお借りさせて・・・と思った時には見失ってしまってたので電話した次第です(涙)
また次の機会にでも、お貸ししていただけるとありがたいです。
Posted by のっち
at 2012年07月07日 02:38
